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✿Swag✿

個人的な思想の塊。

男らしさと旅立ちの朝

本日二本立てでblog更新ですw

私のとあるツイートに興味を持たれた方が意外と多かった為に

記事にする事と致しました。

発端はこちらのツイート。

誕生日前夜、謎の大きな封筒を主人から頂く。

 

中身が何であったかの前にまずは夫婦のお話を。

 
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13年前、私は世の中で一番愛した人を亡くしました。

もう二度と恋などしないと槇原よろしくそう考え、この一件により

エリートコースからのワイプアウト、人生の裏街道を爆走

箸にも棒にもかからないどうしようもない駄目な女になりました。

その二年後の11年前、二人は出会います。

私は端から男のいう事等は信用もしない、そういう人間だったので

主人に和食でもと誘われた時にはまあ暇だし、程度の物で。

飲み足りないし生憎日曜で店も閉まっている場所が多く、家に来るかと

誘われたときには『なんだよ回りくどいな。やりたいんならそう言えば?』と

吐き捨ててとても悲しい顔をされたのを覚えていますw 

結局彼はその日には手を出さなかった。

話をする時間はたんとあったので、付き合って欲しいと言われた時には

『なんで私がこんな感じなのか教えてあげよっか?』に始まり

『…というわけだからないのよ、ごめんねw』に至る頃には彼は泣いており

次の日仕事だけどそのまんま部屋にいて欲しいと言われ鍵も預かり

「よく知りもしない女に鍵渡すとかダサい事するよねーさすが田舎の僕」

なんていう態度のまま来たるGW、彼は里帰りをすると言う。

『あそ』そういう態度の私。一緒に行かないかと言われ

『はぁ?付き合ってもないのに?親になんて言うの?セックスはする仲ですけど

付き合ってはおらず友達です、とでも言うつもり?』

と言う私に、自分の気持ちが軽はずみではない事を証明したいという彼。

 

この人は昔から、好きな物、欲しい物には全力をかける、そういう男でした。

 

そんなこんなで親に紹介され、紹介されるや否や、田舎のご両親は息子が

お嫁さんをつれて帰ってくると大はしゃぎ。あれよあれよと結婚が決まって

よく知らぬまま11年後の今日を迎えている次第ですw

ひとつ変わった事と言えば、私は愛する人を亡くす前の私に戻った事位。

 

さて。

しかし男と女とはそんなに簡単にいかない物で。

結婚一年目、彼はまだ若く(私よりも年下ですからね、その頃は二十代)

今とは違い雇用されて職人業をしていた為に忙しくすれ違い、娘を身ごもった

頃には別の女と九州で暮らす計画をたてておられました(爆)

彼の若気の至りと、そこには私の態度にも問題があったかもしれない。

私はまだ完全には立ち直ってはおらず、彼に愛するだけ無駄と思わせた部分もあったやも

しれず。

 

子供を授かった事で痛みも薄らぎ、徐々に私の精神状態も落ち着いてきた頃には

二人収入だった物が一人収入となり極限の貧乏生活に突入、ここが夫婦の面白い

ところで仕事が忙しくてほぼ話もしないのにやる事だけはやるという。

たまに『あの人が相手であればこんな寂しさ感じただろうか』と思い出す様に

なったのが長女誕生から次女が誕生する三年後。

 

子供も二人授かってこのまま雇用されていても生活はまわりそうにない

何よりも家にいる時間もほぼない、顔あわせると喧嘩ばかり、

そろそろ独立してみてはいかが?

 

当時暮らしていた家を引き払い思い切って場所を変えて再出発。

そして独立した翌年の2011年、大きな地震により家の裏が海だった我が家の

長女の不安感が治まらず(海上ヘリの嵐と鳴り続けるサイレンの毎日)

仕方なく場所を変えようという提案。

 

しかし私は当時運転免許も持っておらず、田舎で暮らすのは不向きな体質でも

あった為にあなたの実家に戻るのならば離婚も視野に!と申告。

 

彼は当時、行きたい場所には俺が連れて行くし、そんな事を言い

私を実家に連れて戻り、そこで三女を授かる。

 

実家付近にて再出発を果たすも今度は忙しくなり過ぎて、家族を疎ましく

感じるかの様な態度の日々。

私は知り合いもおらず、好きに出かけられる場所でもない、閉鎖感と

嫁姑関係に疲れたあげく、好きも嫌いも麻痺し

「どーでもいいな」

と無駄な口も聞かなくなり、ほぼシングルマザーも同然で動いてきた彼の独立からの六年。

 

私の毎日を聞いてくれたのは友達であり、仕事が忙しいと言えば

何でもこちらに預けられると思っていた主人のその態度にも

何も感じなくなってしまい…。

 

そして昨年、あまりの疲労とストレスにより私の副腎が死にかけている事が発覚。

半年に一度の放射線を受けて下さいと医師から勧められる始末。

このままでは私は11年前に自分を捨てたのと変わらない、私は

あちらのサポートをするのみで。

 

そんな中、三年前から私にずっと思いを寄せてくれていた人がいた。

私はあんまりに年も離れているので鵜呑みになどはしていませんでした。

でもよくよく考えてみると、うちの主人よりも私の毎日や考え方をよく理解して

くれている人であり、どうせこのまんま死ぬんなら愛してる人の傍で

死にたいと考えたのが昨年末。

 

今年の年明け、主人から、完全に仕事が軌道に乗ったので今年からは家の事も

手伝っていくつもりだし、寂しい思いをさせて悪かったと言われる。

 

寂しい思いをする程、私はもうそこに気持ちはないのです

何故ならば離婚を考えておりますし、愛する人がもういるのですよ、と

告げたのが今年の二月。

 

私は至ってクールです。

自分がすべき事はしてきたつもりで、独立後の店の方針や彼が大成する為の

支援だけは怠らなかった。

私を犠牲にしたのであれば欲しかった物を何か一つでも手に入れるべきだと思っていたし。

 

彼は私の「ごめんねぇ」を聞いて色んな思いつく言葉を発しましたが

現実がどうだったかを問われると黙り込みました。

 

というわけで、じゃあ解りました愛するのを止めますという程

いい加減な女じゃない事も知っているでしょう?と問うと一言

「あなたの気持ちを取り戻します」

と仰った。

 

他の人はどうかは知らないが私の気持ちは難しいわよ?

信じて裏切られた後だし、私はすべき事はしてきたわけだから

悔いはないですし

 

そんなこんなで今日の日を迎える。

 

そして謎の封筒を渡される。

 

キター!まさかの離婚届!とうとう敗北宣言か!

 

【の前に】

 

私の方は私の方で別の人と愛し合う傍ら、少々越えられない壁もあり

気持ちが諦めムードでもあり、恋愛はできても結婚はないわね、と

先方に切り出したのが先月。

先方は先方で諦めきれぬ恋心もあり、まだ本当に若いのでなかなかに

理解する事が難しい、そんな気配で進行しています。

 

"私たちは恋愛はできても結婚できる間柄にはないので、あなたが

ご心配なさるような結末にはならないでしょうね、しかし今すぐに

忘れろと言われるのは相当難しい

そんな簡単に私は人を心に入れないので" とは、正直に主人には

伝えてありました。

 

私は性格上、人を裏切るという事はしません。

こちらで良い顔、あちらで良い顔、も致しません。

誰にも言えない様な事をするのは誰にとっても良い結果をもたらさない

そう考えているので、言えない事は初めからする様な性格ではない。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そして私はその封筒をあける。

 

中から出てきたのはなんと。

 


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一週間自由に旅が出来る券

子供達の事はまかせて!

出発前に旅費は渡します

期限 2017/3.22~2020/3.22

 

そして一通の手紙。

 


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お誕生日おめでとう!!

共に過ごして10年が経ち、本当に色々と苦労を掛けました。

起業前、そして実際に起業して俺自身、苦しかったし、ずっと気が

張った状態だったし、心が休まる事も少なかった。

それで「あなた」に悲しい思いをさせたかもしれない。

ただ、丸6年やれて「これでいける!」という形に持ってこれました。

これからはもう少し家族の時間が作れるかな?と思います。

何より「あなた」の幸せが大切。

「あなた」との時間をもっと大事にしたいと思っています。

愛しています!これからも宜しく!

 

男という生き物は……。

朝から少し泣きました。

こんな物を渡したら愛している女がその相手の元に行くのは解りきった事で。

一週間、その間に一生分の恋を精算してこい、という事です。

 

自分のところに戻ってくるのであれば、さようならを告げて来い、と。

長年の私にあった負担は並々ならぬ努力だったと周囲に話していたことも

あの人以外に俺の世話は無理だっただろうと語っていたことも

私の耳には届いています。

 

あれだけ貧乏をして、ガス電気水道が止まるなど普通だった毎日。

独立するにもお金もなく、融資を申し込むも職人である身だとなんの信用もなく断られ

何と50000からのスタートでした。

 

それが昨年、銀行から電話があり

「融資必要ないですかね?」

「はぁ?と言いますと?お幾ら程度?」

1千万程度借りて頂けると助かります

長い時間の努力でした。

何かを壊し引き離すほどの長い時間の努力。

 

夫婦の形はそれぞれですが、うちの主人は成す男だからここまでついて

来れた事もあるし、何よりその男らしさに惚れたのだと言うのは

11年前の私を見れば解ること。

 

寄り道をやめて家に戻る時が来たのでしょうね。

振り返ってくれた事、どうもありがとう。

 

その前に精算すべき気持ちというのもあります。

近い内、私は旅に出るでしょう。

一生分愛し合って、さよならを置いてくる旅に。

 

色んな人に真剣に愛されて、私は世界一、幸せ者です。

意味のない苦労は存在しない、そう思った誕生日の朝でした。